ホオヅキ Category:台所遊び Date:2014年08月01日 夏祭りの午後は早いうちからそわそわして白木の桐下駄で石畳を早歩き蝉の声が降り止むころ暑さも和らいで打ち水の上を風が通る匂いがします夏の真ん中の小さな懐かしい賑わいホオヅキをひとつ真夏のハートを隠し持って静かに汗をにじませていた遠い花火の音をひとり胸に響かせていたあったかもしれないしなかったかもしれない大切な物語いつかまた出逢うかもしれないしもう巡り合うこともないかもしれない波間に全身をあずけて上手に浮かんでますね!と褒められたときのように力を抜いて信じるいつかはあるべきところに落ち着くものです[7回]PR